100均の電気ケーブル・延長コードには気を付けた方が良いかも知れない
- 2017年08月01日
- 2017年10月23日
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DIYの強い味方である100均。「100均の収納術」だの「100均アイデア集」だの様々なDIY記事を良く見かけますし、 実際によく利用されている方も多いのではないでしょうか。
今回はただの報告記事になってしまいますが、もしかした火災や事故などの危険につながる可能性もあると思い 注意喚起の意味を込めて画像を公開する事にしました。
ケーブル・コード類の比較
トップ画像でもすでに載せましたが、100均の延長コードが激しく経年劣化しています。 私が持ち合わせている他の電源コード類との比較画像を用意しました。
3種類の電源コードを用意してみました
念の為、言及しますが今回比較対象にあげた3種類の電源コードはすべて同じ場所で同じ段ボール内に保管しておりました。 1つだけ極端に使用期間が長いとか劣悪な環境で使用していた訳ではなく、 ほぼ同条件の環境下で使用していた製品の比較です。
なるべく実物に近い色味になるように画像の色彩や明るさを調整しております。 また、色味が分かりやすいように下に白色の用紙を敷いています。 (用紙の端っこの方がやや暗くなっているのと同様、コードも実物より少し暗めに写っています)
100均の延長コード
画像一番手前が100均の延長コードです。この写真を撮った時点で購入から15年ほど経過しております。 元々は透明(クリア色)の延長コードとして購入したものですが、ご覧の通りオレンジ色と言いますか茶褐色に変色しています。
恐らく中の銅線部分やコンセントに差し込むプラグの金属部分はまだ問題なく使えるのだとは思いますが、 さすがにこれだけ経年劣化していると怖くて使用するのに躊躇します。
学生時代に自作した電源タップ
画像の真ん中が中学時代の技術家庭の授業で自作した電源タップです(どれだけ物持ちいいんだ‥)。 こちらは100均の延長コードよりも古いもので、20年ほど経過しています。
プラグ部分は100均と同じく透明色ですがコード部分は白色の被覆となっています。 元々の材料色が違うので単純な比較は出来ませんが、 それでも100均の延長コードの方が激しく劣化しているのは一目同然です。
メーカー製の延長コード
画像一番上が市販品の延長コードです。どこのメーカーかは記載されていないので確認はとれませんが 普通に500円~1000円ほどの価格で購入したメーカー品となります。
こちらの市販品の延長コードはプラグ部分もコード部分もすべて白色の製品です。 こちらの延長コードも15年ほど経過したもので新品購入時のように真っ白とまではいきませんが、ほとんど劣化が見られません。
まとめ
火災事故などのトラブルや、100均からリコールや製品回収騒ぎなども聞きませんので 今のところは特に大きな問題も起こってないと思います。
100均はとても便利で私もよく利用していますが電気関係は最悪、 火災で命や財産を失う可能性がありますので 安心を買う意味でも数百円プラスして信頼できるメーカー製のものを購入した方が良いかも知れません。
少なくても私はこの先100均のケーブル類は買わないですし、もし使用するとしたら数年サイクルで買い替えるでしょう。 ちなみにイヤホン等の微弱な電気機器類はそこまでデリケートに考える必要はないと思います。
では、本日もご安全に!